ポスター
U-HPLC-UVを用いた乳製品中のラクトフェリン含有量の測定

ラクトフェリンは、抗菌性、抗ウイルス性、抗酸化性など、様々な栄養用途に用いられる多機能乳タンパク質です。その特性の一部は鉄との結合能に基づいています。この結合能はラクトフェリンの分析特性に影響を与えるため、正確な定量にはこの点を考慮する必要があります。
AOAC Int.は、標準法性能要件(SMPR)2020.005(表1)に基づき、乳児用および成人/小児用栄養調合食品中のウシラクトフェリン(bLF)の測定法を募集しました。AOACの公式法は、トリプシン消化を伴うLC-MS-MS法に基づいていますが、これは非常に時間がかかり、可溶性bLFに対して非特異的です。
このポスターでは、陽イオン交換抽出後、U-HPLC-UVを用いて乳製品中のラクトフェリン(インタクト型および天然型)を定量する方法について解説します。この方法はSMPR要件を満たしています。また、鉄飽和度の重要性とそれが吸光係数に与える影響についても、使用した分析標準と関連付けて考察します。
